2009年12月5日土曜日

出会い系解約を条件に有料サイト登録を 違法性の有無は?

最近、出会い系サイトには規制ばかりで運営側も非常に厳しい状況になっているようです。
今回の話は、自分が登録した出会い系サイトを解約する条件として、別の複数の有料サイトの出会い系サイトに登録しないといけないという。こういった内容の相談が関西各地の消費生活センターに寄せられているという。被害は少なくとも3府県で計16件に上っている。つまり東京でも同じくらい被害が出ているのではないかと予想される。出会い系業者は他の有料サイトの登録に誘導することで成功報酬を得ているとみられ、消費生活センターは注意を呼びかけている。

簡単にいうと出会い系サイト業者も運営だけでは厳しいので別の運営会社のサイトにアフィリエイトで広告収益を出しているという事なのだろうか?

実際に兵庫県に住む20代の男性は携帯電話で懸賞サイトに登録し、出会い系サイトから1日に約300通のメールが届くようになった。これは懸賞かませといい、懸賞サイトに見せた出会い系サイトであって実際は懸賞関係の情報は適当なのである。つまり出会い系サイトで堂々と出しているだけではお客が集まらないからこういった懸賞サイトにだましてお客を集めているという事なのである。男性が出会い系サイトの管理者にメールで解除を要請すると、解除の条件として、音楽や占いなどの情報をダウンロードできる携帯有料サイト計15カ所に登録するよう求められたという。つまり1回の解約でサイト側は1箇所で300円くらいの利益が発生をするとすれば15箇所なので4500円を1回で得ているという事である。
この解約を1000人くらい上ればあっという間に450万円も稼げるという事である。

ちなみに一時的にその15箇所に登録して即解除すればお金は発生しないという考えは残念ながら通用しないという事だ。携帯会社の話だと自分の意思で暗証番号を入力し登録しており、誘導された事実も確認できないとして、請求は取り下げてもらえなかったという。
以上の事から出会い系サイト側の要求を飲まずに徹底的に無視をするのが一番の効果だと思われる。
ただ、登録したメールアドレスがプロバイダなど簡単には変更ができない場合だと非常に厳しいが…

こういった被害が今後、多くならない事を願うばかりである。

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